あれるぎいせいびえん

アニメや同人誌、音楽など

同人音声とVTuber

春休みに入って就職というか入社を待つだけの状態になってしまった。その前に卒業式があったりするのですが苦しい。自慰して動画見て本読んでヒゲ抜いてゲームして1日が終わるのだ。

寝るときに聴く同人音声が癒しだ。「大丈夫だよ」「好きだよ」って言ってくれる。それを聴いて泣く。感動して胸が熱くなる。今こうして生きているのは同人音声のお陰と言っても過言ではない。

アダルトビデオは3次元、アダルト漫画、アダルトアニメは2次元と分類することが出来るが同人音声はどうだろう。女の人の声を使っているから3次元寄りなのか。だが同人音声のジャケットは2次元がほとんどだ。僕の妄想に出てくるおねえちゃんはみんな2次元だ。でも実際に声自体は3次元の声優さんが当てている。そう考えるとアニメだって声優の声と絵のハイブリッドで漫画は3次元の人間が描いていて……そういうことを考えて、考え続け、気がつくと夕方になっている。

同人音声はその作品のシチュエーションの完全な当事者として、主人公として楽しめるのが優れている点だ。AVとかアニメとか漫画は完全に第三者である。物語上に登場しない。音声を聴いている時だけおねえちゃんと話せる。おねえちゃんと抱き合い、キスをし、愛を分かち合えるのが同人音声というコンテンツだ。素晴らしい。

最近流行りのバーチャルYouTuberも視聴者(僕)とキャラクターのつながりで出来ている。物語上に参加してやりとりをしている。VTuberというキャラクターが動画を作成し投稿する。僕達が動画を見る。そのつながりは本当にあるものだ。感動する。

現実の人間が苦手なオタクとしては良い時代が来たと思う。キャラクターと交流できる。好きを伝えられる、なんならお金を投げられる。なかなか恐ろしい。

ツタヤで借りたPUNPEEのアルバム「MODERN TIMES」が良かった。これも音声作品みたいにこちらに話しかけてくるコンセプトアルバムの構成になっている。聴きながらAVだろうが音楽だろうが漫画だろうがこれはこれで制作者と消費者のやりとりだから広く言えばみんな作品の参加者なのかもなあとも思った。

 

おねえちゃんとイチャイチャしながら寝ます。