カメラを止めるな!を見た
カメラを止めるな!を見てきた。
普通にネタバレします。
カメラを止めるな!を観ます pic.twitter.com/vmhc3ZbM1k
— オタク顔おじさん (@4_7h) 2018年8月15日
まず僕は宇多丸さんのラジオの映画評をバッチリ全部聞いてしまっていて、
なんとなく2重構造があり、伏線が回収されていくのだなあ~~~くらいに思っていました。
冒頭が37分の劇中劇であることも知っていました。
でも僕はこの映画の面白さを伏線張って回収する見事さ、なるほど!上手い!関心!って感じの作品だと思い込んでいたんですよね。
それがちょっと勘違いだった。
本編の回収パートは笑える方面の面白さだった。
もちろん伏線回収をして「そこがそうなるのか!」という驚きや気持ちよさがあるんだけど上回って「ひでえなこれw」という面白さ、おかしさもある。
映画の後半は劇場が笑いの渦に包まれていました。
このみんなでワイワイ見る感じを味わうためにも劇場で上映しているうちに見に行った方がいいですね。
ストーリーに乗じて役者に本音をぶつける監督が最高でした。
あそこは万人がスッキリするところだと思います。
アル中のおっさんとお腹弱い坊主のおっさんのトラブルの起こし方もすばらしい。
クレーン壊れちゃった→組体操の流れも最高。
崩れる→待って→崩れる→待っての繰り返しも最高。
まぁ撮影中にトラブルが起きまくるんですが、特にトラブルもなく終わった!良かった!と〆る女プロデューサーが最高。
そしてなんとか終わらせた!やりきった!という充実感で笑顔のキャストとスタッフ。
最高。
そしてエンディング。
実際の撮影現場を映しながらスタッフロールが流れる。
ワンカット37分の映画の裏側を描いた映画の裏側を見せてくれる。
2重構造というか3重になってるという。
ちょっと感動してしまった。スタッフありがとう。この映画に関わってくれた人ありがとうという気持ちになる。最高。。。
最高だらけの最高な映画だった。
最初の長回し映画パートを苦痛に感じてしまう人もいるだろうけど、レンズに付いちゃった血を拭くところとか、カメラが倒れてしばらく定点状態になっちゃうところ、最後の引きの場面、ちょっとカメラ揺れてんな?などの違和感やダメなところをツッコミながら見れると楽しい。
この映画のつまらないなあと感じてしまうところは大抵後半のパートで面白さに変わってしまうので強い。
もう一回見たいですね、前半のワンカットパートの見方も変わってくるだろうし。
そりゃ話題になるわ、と納得しました。